こめ

単独ライブに行きました。

 

芸人の単独ライブに行くのって初めてで、しかも二回とも間近で見れたので、ネタのクオリティとかよりもまず視覚からの情報に対しての印象が強かった気がします。あと生でしか体感できない、芸人としての頭の使い方とか視線、間の取り方、空気感、そういうところからハッとさせられる部分が多くて、社会人になったこのタイミングでみれてよかったなぁと思います。

最近はこっちに来てちょいちょい代々木には遊びに行ったりしてるから、もう「ホンモノだぁぁぁ!!!」感は無くなったけど、こんなに真剣に仕事してる2人を、しかも2公演とも、ずっと見ていられるという状況の情報量が多すぎてちょっと途中から頭がおかしくなりそうでした。幸せ空間。

以下メモです。 

 

◆ネタ面(DVD買う人ネタバレ注意!)

オープニングが打首獄門同好会でめっちゃびっくりした。でも言われてみれば米のやつは今回のオープニングにぴったりよな。

山本さんの衣装、最近定番の蝶ネクタイではなくなんと黒スーツに赤ネクタイ。私が一目惚れした要因。あまりにもカッコ良すぎて2公演とも7割くらいしかネタ入ってこなかった…。コントのブレザーもダサパーカーも最高すぎてそれもネタちょっと入ってこなかったりしました。やっぱやまもとさん最高にスーツが似合うよ…。ただ夜の部が近すぎて、ズボンの裾の左だけ外側に裾上げされてるのが気になりすぎて、丈も合ってないし、終わった後の出待ちでずっと「ズボン!!!ズボン!!!」って言ってた。すみません。

個人的ベストは進研ゼミのやつとオーダーザライスのネタ。進研ゼミは特に昼の部の完成度が高くて、前半はツッコミなしで後半に行くにつれ山本さんのツッコミが入るって設定が見てて飽きなかった。精査すればKOCでも通じるのでは…?とか素人ながらに思ったり。

オーダーザライスは米っていうタイトル通りこのライブのメインディッシュのような感じがした(米だけに)(ごめんなさい)。アルバムでいうタイトル曲みたいな。関さんのキレのある動きや表現力、山本さんのツッコミの語彙力、「オーダーザライス」っていうオリジナリティ、これぞって感じがした、あーもう一回見たい…!

ブリッジの映像は、関さんの衣装を買いに行くってやつ、メトロ鉄道のときの細山くん思い出した!でも今回は素で買いに行ってたし今の2人の雰囲気が滲み出ててほっこりした( ˘ω˘ )

あと昔のネタ帳を引っ張り出してくるやつ。超個人的に、「35前後のある程度キャリア積んできたグループがみんなで懐かしい話をして盛り上がる瞬間」みたいなのが大好きで(主にバンドだけど)、今回もそんな感じで2人の仲の良さが伝わってきてちょっともう泣きそうになったよね…。まじ供給をありがとう…。

 

◆個人的な感想

例えば演劇は、脚本家の意図に沿って作品の魅力を最大限に引き出すのが役者の目標だとしたら、漫才やコントは自分でまず内容を決めて、ある程度の台本や流れは作っても、伝えたい内容やターニングポイントを軸にその場その時に応じたボケやツッコミを考えて、最終的には笑ってもらうことが目標だから、そこが大きく違う。

もちろん漫才やコントだって、喜劇みたいに毎回決まったセリフを言ってもお客さんは笑ってくれるんだし、究極を言えば元をしっかり作り込んでいれば台本を丸覚えして披露したって構わないわけで、それでも毎回「その時面白いと思うもの」を考えて話すという行為は本当に尊敬する。

というのも、営業職に就くことになって、ここ2ヶ月ほど人との接し方とか話術みたいなものと向き合う機会が増えて、より一層そういう所を意識するようになったからで。

特にこのライブの3日ほど前から「自分でシチュエーションや提案書を作った上で自社商品の営業をする」というロープレを何度もやってて、例えば相手の反応を見て次どういう切り返しをするか、どんなことを言ったら相手が興味を持ってくれるか、言わないといけない内容とか話の流れは作ってても相手に合わせて毎回伝え方や展開を考えないといけない、それって芸人の仕事と似てるのでは?と思うことがあった。もちろん漫才以外のバラエティのお仕事でも同じ。

しかもこの作業、たった20分の商談でも相当に疲れる。目の前に提案書っていう台本があるのに、今の私だと1日2回が精一杯。それだけ労力のかかることを一日中やって毎日ご飯食べてるんだからやっぱり芸人ってすごい。

今回は昼の部でネタを把握した上で、夜の部で昼との違いを見れて、その凄さをより具体的に実感できた。運が良くて夜の部は最前列だったから、そのときの細かい表情や動き、目線まで見れて、本当に勉強になった(大真面目)。

やっぱりその意味でタイムのお二人は本当に尊敬する。私は芸人になるわけではないけれど、この発見を仕事に活かせたらいいなー。おしまい。