ホカホカ

例えば目の前に美味しそうな焼きたてのパンがあるとして、

 

「美味しそうだけど、これは一体誰が食べるのかなぁ」って眺めてるうちに少し冷めてきて、しばらくすると知らない人が買って行ってしまう

 

あるいは、「美味しそうだなぁ」と眺めていても、それはすでに誰かの所有物のパンなので、所有者に食べられるのを眺めるだけになる

 

最初から「これは誰のパンですか?」あるいは「このパンはいくらですか?」って聞くことができてれば、そのパンを手に入れることができたかもしれないし、パンが誰かのものであるとということも早い段階で理解することができたはずだった

 

そして、「このパンお一つどうですか?」なんて親切に声をかけてくれる人なんていないし、声をかけてもらえるような人間ではないこともわかっている

 

 

これは友達との会話の中でなんとなくできた例え話なんだけど、

わたしはたぶんまた、美味しそうなパンを目の前にしながら声もあげられずに、ただ誰かの元へ渡るのをぼーっと見ているだけになるんだろうな、と思った

 

(備忘録)